もう一つの家族(お雛様物語)(3)
もう一つの家族
(お雛様物語)(3)
お雛様をしまう木の箱を娘が使っていた幼児用の机を再利用してDIYで制作通常はベンチとしても使える様に一年中出しておけるようにした。ホームセンターにその机ごと持ち込んで実寸で材料と合わせてその場で構法も考えて、にわか設計して材料切ってもらってコードレス電動ドリル購入して深夜までかかって完成。
この収納ボックス、見た目にはわからないユニークな構法で、我ながら頭の中だけでそこまで見通して設計したのは仕上がりから言って大満足。
パパにはいくらその場で説明しても理解してもらえず、そのまま強行突破し、夜も更けて完成が見え始めてきたころ、パパがぼそっと「あ~、宙吊り構法。。。」つぶやいた。やっとわかってくれたのね。。遅いよぉ。脱力しかけたけど、わかってもらえてまぁ良かったとするか。と気を取り直し、何とか完成。
きっとそんな風に手をかけてお世話すると魂入りやすくなるのかもしれないな。なんだかんだ言って私の提案に協力してくれるパパが居てくれてこそね。ありがとうパパ。
もう一つの家族(お雛様物語)(完)